【日刊ZOE NEWS】オンワードがデジタル改革加速、いよいよ村田氏が動く!/「売上を昨対5倍にして」と言われた時の対処法/「レジ横」品ユニーク注文法 他
2019年1月14日(月)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1.オンワードがデジタル改革加速、いよいよ村田氏が動く!
2.何から手をつけたらいいかわからない… 「売上を昨対5倍にして」と言われた時の対処法
3.セブン某店で「レジ横」品ユニーク注文法
4.(追記)オムニチャネル推進の号令、実務としてどこから着手すればいい?
オンワードがデジタル改革加速、いよいよ村田氏が動く!
オンワードグループが、デジタル推進に本格的に動きます。“新たな挑戦”がどんな結果をもたらすかが注目です。
小売業でのオムニチャネル・OMOやデジタル推進には、組織の壁が立ちはだかります。
アパレルの場合は、チャネルとしてのECの役割が大きいこともあり、EC部門がオムニチャネル推進部門を兼ねることが多いです。
では、推進部門はどんな組織形態がよいか?
アパレルにおけるオムニチャネル推進は過程にあるので、EC部門について言及します。
これまでの私の経験や各社の成果を見ると、「同じ事業会社内(子会社化しない)」で「一部門に機能人財を集約する(人を各部門に分散させたプロジェクトチームではない)」が定説です。
子会社化すると、EC部門が“ただのEC運営代行会社”になってしまうケースもあるし、人を分散させるとただでさえアウェーはECメンバーのマネジメントが崩壊するからです。
では、今回のオンードデジタルラボについてはどうか?
この“新たなチャレンジ”のポイントは3つ。
1.ECではなく、デジタル改革(顧客データ、セキュリティ、デジタル×モノづくり等)での戦略的子会社は機能するか?
2.ベイクルーズで「同じ事業会社配下で、一部門に機能人財を集約する」で成果をあげることを体現してきた村田さんが、どんなチームをつくり、どんな成果に導くか?
3.保元社長の発言にあるように、大企業組織におけるデジタル改革推進、組織づくりの突破口になるか?
私がクレッジ時代に、「小売りでもデジタル領域出身の役員が必要だ」と言っていた時に、すでに役員で指揮をとられていた村田さん。
今回も、身をもってデジタル領域人材のキャリアを切り開いてくださいました。
尊敬する村田のアニキ、全力で応援しております!
何から手をつけたらいいかわからない… 「売上を昨対5倍にして」と言われた時の対処法
前回に続くドゥクラッセの藤原尚也さんの記事ですが、担当者、マネジメント、アドバイザーとしても、私自身参考になる考え方が詰まっています。
現状把握にも次の戦略にも、新規と既存に分けることに言及されていますが同意します。
方向を見失っている企業ほど、曖昧に全体を捉えているか、点で捉えようとするかのどちらに当てはまる印象があります。
新規と既存に分けて、深く掘っていくと見えてくるものや、集客に対しても具体的に話しやすいでしょう。
また、2ページ目の「出てきたアイディアが売上に結びつくような仕組みを一から考えていくこと。」は、私自身に刺さりました(笑)。
無下に否定しない、出てきたアイデアを軸としてイチから構築する。
こちらいただきます。
セブン某店で「レジ横」品ユニーク注文法
行動が目に見えるリアル店舗だからこそ、こういう細かい工夫がでいると感じます。
以前、米国のスーパーマーケットの工夫の数々がありましたご、それに近いですね。
オムニチャネル推進の号令、実務としてどこから着手すればいい?
前半の無料部分を修正しました。
毎度セミナーでお話ししていることをまとめています。
「オムニチャネル推進はテクノロジー導入の話ではない」ということは、この数年言い続けています。それは、色々な勘違いによる悲劇は減らしたいと切に願っているからです。
下記のようなサイクルは現実として多いと感じています。
メディアやベンダーに影響を受ける経営者→さらに仲間内で聞く経営者→担当者に指示→担当者もベンダーに聞いたりメディアを見るとそう書かれている
本心でこういう悲劇は減らしたいです。
※タイトル画像※
ECzineより引用
https://eczine.jp/article/detail/2051
ECエバンジェリスト/川添 隆
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