2019年2月3日(日)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1．本の販売は苦戦しているのに、入場料1500円の書店が好調なワケ
2．奥谷氏が語る、今「リアル店舗」に求められる役割
3．移動時間を意識して、動画編集をやってみた

本の販売は苦戦しているのに、入場料1500円の書店が好調なワケ

“逆張り”とカンタンには片付けられませんが、今のトレンドに流されず、「本に出会うための本屋」というコンセプトを実現されています。
さらに、“ちょっとした違和感”に目がいってしまう心理を大切にされているのがユニークですね。

小売業において在庫リスクを少なくする仕組みはいくつかありますが、「返品が前提」になると、小売店側のMDに対する意識が希薄になりがちです。自店の商品は自店でコントロールすることまで踏み込まれています。

仮に3年間本が残ってしまった場合は？という問いに対しての解答を見ても、“ちょっとした違和感”の心理や、すでにアウトプットを用意されていると感じました。

1年経っても、2年経っても売れない本はどうすればいいのか。3年経ったときに「3年間売れなかった本」といったタイトルで、お客さんに見せることができるかもしれません。

また、入場料もサブスク的な定額制に惑わされていません。
サブスクの利用心理は、どこかのタイミングで、「お金を払っている分を回収したい」感じてしまうところがあると思っています。
そうなると、本と出会うことが目的ではなく、回収が目的になってしまうでしょう。

これらの誘惑に惑わされずに、「本に出会うための本屋」を実現されているところに、商売人としてカッコイイなと感じました。

奥谷氏が語る、今「リアル店舗」に求められる役割

私がアドバイザーを務める、徒歩5分圏内のショップメディアPatheeの原嶋さんによる連載。
今回は、おしゃべりヒゲおじさんこと、オイシックス・ラ・大地 奥谷さんです。

下記がおさえておきたいポイントだと感じました。

■リアル店舗とは、地理条件や入居している施設の制約を受けるなど、効率が悪いビジネスモデル

■オイシックスにおけるオフライン（リアル店舗）の役割の一つは、オンライン（EC）へつなげる窓口

■リアル店舗の制約を前提として、店舗はコンパクトにして強いプロダクトだけを並べている
→リアル店舗における“品揃え”はECに勝てない

■「新しい体験」の提供を目指し、企業同士がつながる「こと連携」、すなわちアライアンスマーケティングが必要

■「O to O to O（オンライン to オフライン to オンライン）」の流れが生まれるというのは、それだけ「お客様の心を動かせた」ということ
→これまで「オフライン→オンライン（自社EC）」まで行くことができればよいと私は思っていましたが、これからはO to O to Oが一つの証明になると認識します

そして、最後のフレーズ。

小さなことから始め、結果を積み上げながら、大きな施策に広げていくことが大事

皆さん、実行です！

移動時間を意識して、動画編集をやってみた

昨年末に配信した動画を、Adobe Premiere Pro CCをつかって、カット編集をしました。
やったことは、1話の切り取りとカットですが、行動のきっかけはやはり下記の本です。

ビジュアルストーリーテリングには程遠いですが、中身のあるコンテンツは少しでも届けたい気持ちは強くなりました（協力者がいればいるほど）。

2-3話、質問編はもう少しお待ちください。

<告知>
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(2)創刊100日記念 交流会@WeWorkみなとみらい
2018年2月26日(火)19:30～21:30で開催予定なので、参加はFacebookイベントページから。
https://www.facebook.com/events/579344655826642/

※タイトル画像※
ITmediaビジネス「本の販売は苦戦しているのに、入場料1500円の書店が好調なワケ (3/6)」より引用http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1901/30/news015_3.html

ECエバンジェリスト/川添 隆

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