【日刊ZOE NEWS】井上大輔氏 アウディからヤフーに電撃“出戻り”、これからの働き方と革新に対する最大の敵とは /北島昇氏がIDOMを卒業、新たな旅へ
2019年2月2日(土)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1.井上大輔氏 アウディからヤフーに電撃“出戻り”、これからの働き方と革新に対する最大の敵とは
2.北島昇氏がIDOMを卒業、新たな旅へ
井上大輔氏 アウディからヤフーに電撃“出戻り”、これからの働き方と革新に対する最大の敵とは
稀代のマーケター井上大輔さんが、再度ヤフーに入られたのは驚きです。今回は“働き方”と“マーケティングの最大の敵”についての話ですが、“井上節”がちりばめられています。
■働き方について
AIに仕事が奪われる時代がくるとしきりに言われていますが、それよりもはるかに早く、特定の人に仕事が集中してしまい、逆にひとつも仕事がない人がいる時代が到来するんじゃないか
これは同感です。市場全体でも、社内でもそういった現象はすでに起こっているはずです。
だからこそ、希少性が高い人財はマルチユース(複数の顔をもつ)になっていくんでしょうね。
もちろん、1企業にコミットして、深くダイナミックに動かす人もいます。それは選択です。
もう一つ、「ヤフーには、私が思い描く理想の働き方をする先輩が何人もいた」という井上さんの言葉が印象的です。
そういった“環境”を提供できることが、個人から見たときに“企業のバリュー”になっていっていると感じます。
■革新の最大の敵について
新たなマーケティング理論を確立しようとすると、最大の敵は「コンプレイセンシー(complacency)」だと思っています。
聞きなれないワードかもしれませんが、アドテック東京2018でもこの話をされていました。
まさに、ユーザー側が”「別に困っていないし、まあいいか」と現状で満足してしまう状態”にあるということです。
ベンチャーにはいい意味で過去がないので、そもそもコンプレイセンシーは存在しないということで、テック系ベンチャーを支援されるとのこと。
コンプレイセンシーの打破は、小売業界のオムニチャネル・OMOの領域でも大きな課題だと感じています。
革新が進む中国は、過去からの急速な発展によりコンプレイセンシーが生まれにくい、またそれを打破するようなアイデアが連続的に投入されているので、日本とは環境が異なります。
組織の壁をクリアしたとしても、コンプレイセンシーを打破しないと企業と顧客のつながりは生まれにくいでしょう。
引き続き、井上大輔さんの動きには目が離せません。
北島昇氏がIDOMを卒業、新たな旅へ
【IDOM卒業のご報告】
昨日、1月31日をもちまして約11年間お世話になったIDOMを卒業しました。
2/1(金)に北島昇さんのFacebookで発表されました。
※これも掲載許可いただいています(笑)
北島さんは直近では、新規事業、人事、広報担当の執行役員として、幅広い活躍をされていらっしゃいました。
モビリティ領域で風穴を開けるような取り組みを仕掛けられているのも北島さんです。
今後どんな方向に向かわれるか、続報を楽しみにしております。
<告知>
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(2)創刊100日記念 交流会@WeWorkみなとみらい
2018年2月26日(火)19:30~21:30で開催予定なので、参加はFacebookイベントページから。
https://www.facebook.com/events/579344655826642/
※タイトル画像※
Agenda note[井上大輔氏 アウディからヤフーに電撃“出戻り”「マーケティングを再定義していく」]より引用
https://agenda-note.com/brands/detail/id=987
Respons[NORELは自動車リースではなくウェブサービス… IDOM 北島昇 執行役員[インタビュー]]より引用
https://response.jp/article/2018/05/21/309902.html
ECエバンジェリスト/川添 隆
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