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Clubhouse ✕ Eコマース・ブランディング活用の可能性ー日本でも登場!〈3月6日に追記〉

まずはやってみる!ということで、1月28日(木)の8:30から音声相棒の株式会社フラクタ 河野貴伸 さん(@TakaKouno) とClubhouseトークをやりました!

9:00以降もバトンは引き継がれ、最高165人ほどご参加いただきました!

飛び入りでスピーカーとしてご参加頂いただいた長瀬さん、鈴木さん、高橋さん、吉岡さん、青木さんもご協力ありがとうございました。

30分ほどのショートトークだったということで、音声の中でもClubhouseが使えるのかについてディスカッションしました。以下は私の主観で書いております。

<追記>2/2(火)より朝8:30~9:00に、TO NINE吉岡芳明さん(@ysysok)番組をやっているので、ぜひのぞいてください。
ClubhouseのIDは@yaysokと@tkzoeで検索ください。


Clubhouse(クラブハウス)とは?

主な機能や使い方などは下記の記事をぜひ見てみてください。

「招待欲しい」という方は、事前にアプリダウンロードをして登録しておくと、iPhoneの連絡先に入っている方へ通知が行って承認される可能性が高まります(この場合は招待枠は消費されません)。何日かかるかわかりませんが、気長に待ちましょう。

Clubhouseの立ち上がり直後の記事はコチラをご覧ください。


Clubhouseから生まれる場の特徴

私の感想をまとめると以下です。

・タウンホールミーティング(集会・談話室)とプライベートな個室がシームレスに行き来できる
※ バーカウンタートークから、個別トークに流れる感じにも似ている

・特定ルームに参加していても、同時開催のルームタイトルを見れるから、別のルームに行って帰ったりができる(戻ってもモデレーター、スピーカーの権限は維持)

・アーカイブは残せない、トークの反応は見れない

コロナ禍において「クローズドなSNSではなかなか新しい出会いが生まれない」というようは背景をくみ取った、音声を中心とした出会いから個別の関係構築をつくることができるプラットフォームなのでは?と捉えています。


〈追記〉Clubhouse ✕ Eコマース・ブランディング活用の可能性

2020年4月に先行してバズり始めたアメリカにおいても、企業やブランドが活用している事例は少ないようです。それはまだ一般層まで普及していないからのようで、インフルエンサー(クリエイター)やB2Bでの活用が多いとのこと。

一方で、日本は爆発的に一般層にまで広がりを見せ、すでに企業やブランドとしての活用の模索が始まっています。

Clubhouseから生まれる場の特徴から、企業・ブランドとして活用する上では、下記の使い方などが考えられそうです。

・制作プロセスや意見交換会をゆるく見せる

・ユーザーのグループインタビューをゆるく見せる

・採用の場をゆるく見せる

・イベントのアフタートークをゆるく見せる

・ブランドのファン同士のトークをゆるく見せる
※ブランド関係者はスピーカーとして入らない

・経営者、創業者・メンバーと直接話せる場にする
※アメリカではAirbnb、Shopifyの創業者がいきなり話せた事例もあるとのこと

・Eコマースサイトからコールセンターへのダイレクトコミュニケーションの動線にする
※アメリカで事例があるとか

上記のようなことをやっていきながら、「ブランドの中の人、ユーザー同士を繋げる場にする」というのが良さそうです。

いずれにしろ「誰でも入れるオープンな部屋」を開く場合は、ルームのタイトルが重要だと感じています。色々な人に覗いてほしいのか?クローズド感を作ってあえて間口を狭してマニアックな人のみ入れる感じにするのか?はタイトルで決まってくると捉えています。

いずれにしろ、音声のアーカイブは残らないので、コンテンツというよりもコミュニケーションと位置付けたほうが良さそうです。


stand .fmとの使い方をどう分ける?

昨年スタエフを活用してライブ配信などをやっていました。その上で、使い分けを考えてみました。

■スピーカーを絞ったセミナーやトークイベントをやる場合

基本的にstand .fmの方が良いと考えます。その理由は下記の2点です。
・オーディエンスのコメントや反応がスピーカーもオーディエンスも見ることができる
・アーカイブを残すことができる
前者の機能によって、賑わい感につながったり、トーク内容をオーディエンスにフィットすることができます。

Clubhouseでも「手を挙げた人」を参加できるようにする、なおかつ、スピーカー同士で個別ルーム(小部屋みたいな)でトークしていいよ!という場にすれば、Clubhouseの特徴がいきるでしょう。


■立場をわきまえずに出会いを生みたい場合

これはClubhouseの特徴がいきると考えます(他のプラットフォームでもよいかもしれませんが)。ただし、興味のない人に入ってほしくない場合は、やはりルームのタイトルでクローズド感を作って、あえて間口を狭くしたほうがよいでしょう。

<追記>すでにNIKE SNKRSのClub(コミュニティ)があった!

これを見てハッとしました!

まだClubのルームに入ったことがあるわけではないのですが、、、個人としてSNKRSでお世話になっている者としては、注目スニーカーが登場した場合は、買えても買えなくても誰かと話したくなります。

ブランド顧客が熱狂を共有したい!
そして、ココに行けば、共有できる人がいる!

そういう場を作るのはありですね。
※ ブランドが主体でつくるというよりは、ユーザーが申請するようです

<3月6日 追記> Club/クラブ(サークルや部活みたいな)作成方法がカンタンになりましたので、ぜひ確認してみてください。


〈追記〉私のルームでコマースが成立!

1月30日(土)夜に私が立ち上げたルームで、Clubhouseから自発的な購入が生まれました。

私が焚き火しながら話すルームを立ち上げ→メンバー内で地元のソウルフード話し→福岡の資さんはぼた餅うまい→うどんも食べたい!→資さんのEコマースサイトでうどんもぼた餅も売っている→ルームメンバーがポチる

というように、話している人が勝手に食べたくなって購入につながりました。私も後ほどポチります。


<2月4日 追記>日本でも活用が続々登場

1月31日から食べチョクがClubhouseの活用をスタートしています。

他にも、「Clubhouse→InstagramのDM→クーポン配布→Eコマースでの購入」という事例も生まれています(これは偶発性(ノリ)だったとのこと)。


〈追記〉禁止事項には注意!

禁止事項がまとめてあります。

特に承諾のないまま商業目的で商品またはサービスの売買を広告しまたは販売すること

アメリカではアイコンを商品画像にして、ライブコマース的に使う例を聞いたことがありますが、これはおそらくNGということでしょう。

個人の配信でも、記録などに関しては注意が必要ですね。


最後に

Clubhouseの盛り上がり自体は落ち着く可能性がありますが、今後はもっともっとゆるいルームやマニアックなルームが自然発生してくると考えています。いずれにしろ、場づくりと個の関係性がポイントだと感じました!


音声コンテンツ×Eコマース・ブランディング活用の可能性

stand .fmを活用したミスターチーズケーキの取り組みを紹介しながら、音声コンテンツの活用方法をカンタンにまとめております。


ECエバンジェリスト 川添 隆(Twitter:@tkzoe

▼YouTubeチャンネル: 川添隆のいいコマース学
▼仕事術やデジタルトレンドをゆる~くお話しする音声コンテンツ(Radiotalk): 川添隆のいいコマース学ラジオ
▼自著:「実店舗+EC」戦略、成功の法則

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