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ZOE塾(事例・ケーススタディ編)

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企業事例をベースとして、Eコマース先生川添 隆が解説・考察を無料コンテンツとしています。 ※「引用、二次利用」に関しては、各記事に記載しています。
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#ECサイト

フォントが接客における「声」の役割を果たす。ユナイテッドアローズのサイトリニューアルが企業ロイヤリティーを向上させた話

27のブランドを持ち、全国に店舗展開しているユナイテッドアローズ(以下UA)は、質の高い購買体験をオンラインでも届けるため、OMO(※1)の推進に力を入れています。 その一環として、2022年にはECサイトとコーポレートサイトをリニューアル。今回はグラフィックデザイナーの小林さんに、自社サイトでの書体選定のプロセスや、「らしさ」を伝えるためのこだわりについてうかがいました。 1. すでに決まっていた?ECサイトのフォント選びブランドの世界観が凝縮された店内で、美しく陳列され

ビームス"個人商店EC”をマネするとヤケドする!ECにおける個人と企業・ブランドの関係を考える

オンライン・オフラインをつなぐコマースプロデューサーかつECビジネス周りを伝える・応援するEコマース先生の川添 隆(Twitter等のSNS一覧)です。 2022年2月にビームスの斬新なECサイト「B印MARKET(B印マーケット)」が公開され、私も興奮してツイートしました。 まず、何度も言いますが、ビームスの取り組みをマネしたらヤケドします!多店舗展開でこの取り組みができるのは、ビームス唯一と言っても過言ではないでしょう。ただし、この取り組みから学ぶことが多いのも事実で

EC運営への熱が冷めました。

よくセミナーで「Shopify導入してから400%成長しました」と言う経験の話をさせていただきます(Shopifyに変えてから劇的に売上成長しました) 実は400%から頭打ちになってます。 最近は成長したり、先月比を割ったり、ある種、停滞をしているような状況です(Facebookも広告の調子悪いし) 2021年5月が過去一の月商だったんですが、現状、ゆるゆると減退をしているような状況です。 新規の顧客獲得数が激減。 その理由を考えると見えてきた要因。いま新規のお客様か

我々はなぜシステムを内製してきたのか、我々は何者か、我々はどこへいくのか。

こんにちは、クラシコム代表の青木です。 普段はエンジニアが書いているこのブログですが、今日は僕もちょっとお邪魔して、これまでのシステム開発のことについてお話しさせてもらおうと思います。 「なんでスクラッチでシステムを内製しているんですか?」僕たちは北欧、暮らしの道具店というECメディアを運営していますが、なぜシステムを内製しているのかというのは、同業者や仲間の経営者からよく聞かれる質問です。 そして僕が一度もうまく答えられたことがない質問でもあります。 あまり知られて

ゼロからECサイト立ち上げたけど…誰も来ない?!集客や運用の質問会

EC・DX領域で、多様な変数を柔軟に調整してバランスを整え、組織を前に進める川添 隆(Xアカウント等のSNS一覧)です。 チャコールバターコーヒーと完全栄養食EATHACK©︎を販売するケトジェニックダイエットの店 ミウラタクヤ商店を1人運営しする三浦 卓也さん。Shopify認定教育パートナー日本第1号として活動もされていらっしゃった方です。 三浦さんとX(旧Twitter)スペースにて「ゼロからECサイト立ち上げ前後の質問会」をやりました。 このディスカッションの発