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ZOE塾(考え方・フレームワーク編)

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Eコマース先生川添 隆が「散々語ってきた過去のノウハウや考え方」は、全て無料コンテンツとして記事や動画で配信します。 ※同じネタを軸に内容をチューニングして、当日の移動と講演の… もっと読む
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記事一覧

DXの8割は情熱だと思います。

DXという言葉の原点と言われる、2004年にErik Stoltermanが公開した論文Information Technology and the Good LifeでDigital Transformation (DX)は一部抜粋で、以下のように触れられています。 “The digital transformation can be understood as the changes that the digital technology causes or influ

【日刊ZOE NEWS】MB氏が提示する、同じテーマをひらすら繰り返し伝える意義/アートとサイエンスの混ざり合い/Amazonライブコマース参戦/今後のスマートホーム

11月25日(日)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。 1.MB氏が提示する、同じテーマをひらすら繰り返し伝える意義 2.村上隆氏とヴァージル・アブロー氏から見る、アートとサイエンスの混ざり合い 3.Amazonもライブコマースに参戦 4.生活者視点のスマートホームへ向かっていくか? MB氏が提示する、同じテーマをひらすら繰り返し伝える意義私が2018年で出会って、最も影響をもらった師匠はMBさんです。 企業もそうかもしれませんが、この中で言われて

解像度は「原因と結果」「具体と抽象」を掴めば高まることを8355字で解説する

よく聞くビジネス用語「解像度」「顧客の解像度を高めよう」「事業の解像度が低い」など、ビジネス界隈で「解像度」という言葉を聞く頻度が数年前から増えました。 そもそも液晶モニターや印刷物に対して使う単語なので、和田アキ子さんっぽく言えば「キャメラ」の話だと最初は勘違いしていました。 が、よくよく相手の話を聞くと「理解の深さ」の指摘を受けているのだな、と文脈から気付いたのです。 ちなみに「解像度」の意味を調べると、「表現の細かさ」と書かれていました。例えば「液晶モニターの解像

ブランドやECサイトのInstagram運用に待った!累計94.7万人のフォロワー育成ノウハウを公開【Twitterスペース2本立てアーカイブ配信】

オンライン・オフラインのコマース(商売)領域で、企画や設計を後押しするプロデューサーの川添 隆(Twitter等のSNS一覧)です。 みんなが気になるInstagram運用のノウハウが詰まったTwitterスペースのアーカイブ配信を記載しています。有料レベルでとても濃く充実した内容です! ブランド事業者、EC事業者の皆様、Instagramを活用したい方はぜひお聴きください。 今回の配信は無料で聴くことが可能です。ただしお聴きになる前に、今回有益な情報発信をしてくださっ

Shopify構築日記 #105 教育パートナー三浦卓也さんに会いに行ってきた

いつもご来場いただき誠に有難うございます。今日はShopify教育パートナー三浦卓也さんに憑いて書いてみたいと思います。 三浦さんといえば、ミウラタクヤ商店の店主でひとりでどこまで出来るか?を突き詰めている方です。最近この集大成でもある著書=『ひとりEC』を出版されて、スモール事業者だけでなく、企業内にいるひとりEC担当者にも勇気とヒントを与えています。  少なくとも私は、企業に属していますが少人数での運用を求められているので非常に参考にしています。 そんな三浦さんとの出

マーケティングだけ勉強しても、マーケティングできるようにならない〜その(3)〜

「マーケティングが出来る」とはどういうことか、の構造を考えるために始めた本記事。 ここまではマーケティングを下のスライドの様な四階層 に分け、まず「仕事のOS」階層から考えています。 *前回までの記事を格納したマガジンは、こちらです。 https://note.com/t0m0n0but0m1naga/m/m3b570b09df59 第三回の本稿では、引き続き「仕事のOS」階層の「懐疑的に観る」について考えてみたいと思います。 手始めに、こちらの画像をご覧ください。

マーケターが一歩抜きん出るための考え方と行動ーーアウトプットが成長の鍵

オンライン・オフラインをつなぐコマースプロデューサーかつECビジネス周りを伝える・応援するEコマース先生の川添 隆(Twitter等のSNS一覧)です。 MarketingNativeにて、私が日常的に意識している「マーケターが一歩抜きん出るための考え方と行動」について取材いただきました。 公開日:2019年7月9日 人それぞれ、歩んできた道によってキャリアやスキル形成に影響すると思っています。私はたまたま「局地戦でないと生き残れない環境」に置かれた経験が多かったため、こ

マーケティングだけ勉強しても、マーケティングできるようにはならない〜その(2)〜

「マーケティングが出来る」とはどういうことか、の構造を考えるために始めた本記事。 前回はマーケティングを下のスライドの様な四階層 に分け、手始めに「仕事のOS」階層の「メンタルモデルを操る」を解説してしました。 *前回の記事は、こちらです。 第二回の本稿では、「仕事のOS」階層の「関係性で観る」について考えてみたいと思います。 まずはじめに。この写真の商品について、ちょっと考えてみたいと思います。 言わずとしれた「箒(ほうき)」です。 もし筆者が「箒」は周りとの関

マーケティングだけ勉強しても、マーケティングできるようにはならない〜その(1)〜

筆者は1992年に社会人になってから、ずっとマーケティング業務に携わってきています。 ので、その立場から例えば、マーケティングの核にあるのは人間理解であると発信したり マーケティングと人事の融合(=マーケティングの本質が人間理解に基づく認知変容や態度変容の設計なのであれば、人事は社内に向けてマーケティングを実施することに等しい)にかかる発信をしたりしています。 なのですが、ある程度記事を書き溜めてきた今、このような整理の仕方では、どんな全体構造の中で人間理解・マーケティン

BtoCのLPを成功させる為の20項目

こんにちは、LP制作と運用に強い制作会社nanocolorの川端(@nanocolorkwbt)です。 今回の記事でのLP(ランディングページ )とは、BtoCにおける商品購入の決済完了を目的としたLPのことです。BtoCはBtoBに比べ、比較検討期間の短さや意思決定者の少なさ、合理性よりも情緒が優先されるなどの特徴があります。 「売れたLP」か、それ以外か。 弊社にご相談いただく時に聞く言葉が「売れるLPを作って欲しい」です。販売主にとって「売れるLP」の必要性は多大に

成果が伸びないときに勘違いしてやりがちなことと、実践したい5つの考え方ーームダを捨て新たな一手を打つには

オンライン・オフラインをつなぐコマースプロデューサーかつECビジネス周りを伝える・応援するEコマース先生の川添 隆(Twitter等のSNS一覧)です。 MarketingNativeにて、私が日常的に意識している「施策成果の捉え方」「次の一手をなぜやるか?」について編集いただきました。 公開日:2022年3月10日 この記事は、「逓減は当たり前!それを前提に手を打つべし」と手書き4コマで書いたツイートがキッカケとなりました。 これに関してはECやマーケティングの仕事だ

メタバースやWeb3とは結局なにか? | 「メタバース」「Web3」「XR」の正体と関係性

「メタバース」や「Web3」は結局なんなのか説明して欲しいと言われたら、あなたはなんと答えますか? それらの言葉を聞かない日がないくらい注目を集めていますが、意外と上記の質問にスパッと答えるのは難しいですよね。 さらに、「関連技術であるXR技術を含めた3つの技術の関係性はどうなっているか?」という問いに答えられる人もまだ少ない状況だと思っています。 私たちMESONは、XRを軸にしながらメタバースやWeb3などの関連領域も含めて事業を行う企業なので、上記の問いの言語化は

「逓減は当たり前!それを前提に手を打つべし」と手書き4コマで書いたものを、MarketingNativeにて取材掲載いただきました。 ECやマーケティングだけでなくあらゆる仕事に通じると思う。考え方と行動の参考にしていただければと https://marketingnative.jp/topics23/

メールマーケティングを成功に導く配信リストの作り方

すこし前のお話ですが、WACUL社とラクス社の共同で以下のような研究レポートを発表いたしました。 また、このレポートを受けて日経クロストレンドさんからも取材いただきました。(会員限定記事です) タイトルだけ読んで誤解する人が出ちゃったらどうしようと軽く心配はしていたのですが、案の定、極一部ではありますが「こんなのスパムメールと同じじゃないか」という反応をする人が出てしまったので、改めてこのレポートの前提条件である「配信リスト(以下:リスト)はどうあるべきか」について書いて