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ZOE塾(考え方・フレームワーク編)

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Eコマース先生川添 隆が「散々語ってきた過去のノウハウや考え方」は、全て無料コンテンツとして記事や動画で配信します。 ※同じネタを軸に内容をチューニングして、当日の移動と講演の…
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記事一覧

6つの情緒性の軸を使ってウェブデザインのトーンを決定する方法を解説します

「言語イメージスケール」の問題点 いわゆる「トンマナ」と呼ばれる、ウェブサイトやアプリにおけるビジュアルデザインのトーン・方向性ですが、その決定方法には色々な方法があります。代表的なところでは「言語イメージスケール」の活用があげられるでしょう。 詳細な内容はこちら。 デザイナーならお世話になったことがある方も多いと思いますし、実際私も何度も活用させていただきました。このマトリックスを活用することで、イメージのすり合わせが可能になり、デザインの方向性について可視化・言語化で

「どうやったらAmazonに勝てるか?」ディスカッションメモ【2017年6月公開記事】

EC・DX領域で、多様な変数を柔軟に調整してバランスを整え、組織を前に進める川添 隆(Xアカウント等のSNS一覧)です。 旧ブログからのお引越し記事として転載しています。最後に2024年現在からみた考察を記載しています。 ※オリジナル公開日:2017年6月26日 CMO Japan Summit 2017の公式セッションではなく、ラウンドテーブルで議論された話が脳裏に焼き付いていて、その後の私に大きく影響を与えたので共有します。 あくまでもメモとして書いています。 ど

広告宣伝費は、SNSをやらない罰金。

Facebookを作った、マークザッカーバーグ氏が「広告費は、企業がつまらないサービスや、プロダクトをつくった罰金だ。」と言ったことは有名です。 広告費を使わずにFacebookというサービスを作った、彼ならではの発言ですが、彼らはその広告費(罰金)で成立している組織ですから、なんとも皮肉な言葉ですね。Facebook(Meta社)のようなプラットフォーマーにとっては、まさにその通りだと思います。 この言葉は、プラットフォーマー以外の事業者にとっても教訓にすべき言葉だと思

社員noteを200本公開。「1ヶ月に50本投稿」からはじめた発信カルチャーのつくり方

こんにちは。ログラスで広報を担当しているhiyamaです。 広報の友人と集まった時、こんな話をする機会がありました。 ありがたいことに、最近「ログラスの発信をよく見る」と言っていただける機会が増えていることもあり、ログラスの発信カルチャーについてまとめてみようと思い、筆を執りました。 このnoteは、 スタートアップの広報担当者として、執筆・発信に課題感を持っている インハウスエディターとして、社員の発信を増やしていきたい などの、重要だけれど後回しになりやすい「企

リテールメディア戦国時代 〜日本の課題と解決策をまとめてみた〜

みなさま、こんにちは。D&Sソリューションズの望月です。 今回は、小売企業さま・メーカーさまの関心が高まっている「リテールメディア」について、私たちが取り組んでいる事例を交えてお話できそうな段階になってきたので、これまで得た知見や考えていることを書き出してみました。相当長文ですが、これさえ読めば、リテールメディアの概要からアメリカ(米国)で起こっている大変革、米国と日本の違い、そして日本におけるリテールメディアの現在地や課題、今後の可能性などを網羅できるかと考えておりますの

Shopify、STORES、BASEなどECカートはどう選べばいい!?/EC担当者に必要なのはデータではなくお客様を見ること。

実店舗メインの小売企業の中で、組織・チーム・ユーザーのバランスをとる”組織Eコマース”を泥臭く改革をしてきた川添 隆(Twitter等のSNS一覧)です。 Digital Shift Times(デジタル シフト タイムズ)にて、独自ドメインでEコマースサイトを立ち上げる上で意識することやカートシステムの選定について、FRACTAの代表取締役の河野 貴伸さんと対談です。 今でも、何度もこすり倒したい記事になったと思っています。 公開日:2020年8月24日/8月25日 E

【胸熱】遅れて見たけど…このニュースは嬉しい! クラシコム側から見るM&A先の要件として5つ挙げられています。双方の経営者の考え方に共感してきた私としては、2〜5は「まさに!」だと思いました。今後が楽しみです。 https://kurashi.com/journal/13742

"10年続いたら、100年が目指せるかもしれない。" foufouについての大事なお知らせ。

いつもご覧いただきありがとうございます。 大切なお知らせです。長くなりますが、お時間ある時に一読ください。 この度foufouは、株式会社ステイト・オブ・マインド(以下ステイト社)から独立して私が代表となる新会社を設立します。 また2023年8月から「北欧、暮らしの道具店」を営む株式会社クラシコムの子会社としてジョインすることが決まりました。 これまでのfoufouを支えてくださったお客様を含め全ての方へ、感謝を述べるとともに次のステージに進むfoufouをどうか暖かく見

DXの8割は情熱だと思います。

DXという言葉の原点と言われる、2004年にErik Stoltermanが公開した論文Information Technology and the Good LifeでDigital Transformation (DX)は一部抜粋で、以下のように触れられています。 “The digital transformation can be understood as the changes that the digital technology causes or influ

【日刊ZOE NEWS】MB氏が提示する、同じテーマをひらすら繰り返し伝える意義/アートとサイエンスの混ざり合い/Amazonライブコマース参戦/今後のスマートホーム

11月25日(日)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。 1.MB氏が提示する、同じテーマをひらすら繰り返し伝える意義 2.村上隆氏とヴァージル・アブロー氏から見る、アートとサイエンスの混ざり合い 3.Amazonもライブコマースに参戦 4.生活者視点のスマートホームへ向かっていくか? MB氏が提示する、同じテーマをひらすら繰り返し伝える意義私が2018年で出会って、最も影響をもらった師匠はMBさんです。 企業もそうかもしれませんが、この中で言われて

解像度は「原因と結果」「具体と抽象」を掴めば高まることを8355字で解説する

よく聞くビジネス用語「解像度」「顧客の解像度を高めよう」「事業の解像度が低い」など、ビジネス界隈で「解像度」という言葉を聞く頻度が数年前から増えました。 そもそも液晶モニターや印刷物に対して使う単語なので、和田アキ子さんっぽく言えば「キャメラ」の話だと最初は勘違いしていました。 が、よくよく相手の話を聞くと「理解の深さ」の指摘を受けているのだな、と文脈から気付いたのです。 ちなみに「解像度」の意味を調べると、「表現の細かさ」と書かれていました。例えば「液晶モニターの解像

ブランドやECサイトのInstagram運用に待った!累計94.7万人のフォロワー育成ノウハウを公開【Twitterスペース2本立てアーカイブ配信】

オンライン・オフラインのコマース(商売)領域で、企画や設計を後押しするプロデューサーの川添 隆(Twitter等のSNS一覧)です。 みんなが気になるInstagram運用のノウハウが詰まったTwitterスペースのアーカイブ配信を記載しています。有料レベルでとても濃く充実した内容です! ブランド事業者、EC事業者の皆様、Instagramを活用したい方はぜひお聴きください。 今回の配信は無料で聴くことが可能です。ただしお聴きになる前に、今回有益な情報発信をしてくださっ

Shopify構築日記 #105 教育パートナー三浦卓也さんに会いに行ってきた

いつもご来場いただき誠に有難うございます。今日はShopify教育パートナー三浦卓也さんに憑いて書いてみたいと思います。 三浦さんといえば、ミウラタクヤ商店の店主でひとりでどこまで出来るか?を突き詰めている方です。最近この集大成でもある著書=『ひとりEC』を出版されて、スモール事業者だけでなく、企業内にいるひとりEC担当者にも勇気とヒントを与えています。  少なくとも私は、企業に属していますが少人数での運用を求められているので非常に参考にしています。 そんな三浦さんとの出

マーケティングだけ勉強しても、マーケティングできるようにならない〜その(3)〜

「マーケティングが出来る」とはどういうことか、の構造を考えるために始めた本記事。 ここまではマーケティングを下のスライドの様な四階層 に分け、まず「仕事のOS」階層から考えています。 *前回までの記事を格納したマガジンは、こちらです。 https://note.com/t0m0n0but0m1naga/m/m3b570b09df59 第三回の本稿では、引き続き「仕事のOS」階層の「懐疑的に観る」について考えてみたいと思います。 手始めに、こちらの画像をご覧ください。