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【日刊ZOE NEWS】高知の菓子業者 あぜち食品のクリエイティブとECの工夫がすごい/ECはなぜ今、実店舗を求めるのか?

12月22日(土)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1.高知の菓子業者 あぜち食品のクリエイティブとECの工夫がすごい
2.ECはなぜ今、実店舗を求めるのか?

高知の菓子業者 あぜち食品のクリエイティブとECの工夫がすごい

2006年から緩衝材の代わりかつ「オマケ」としてポップコーンを詰める→2015年から同封したメモに「緩衝材」と明記→2018年10月から専用パッケージで「食べられる緩衝材」と記載

クリエイティブ(表現)の工夫が、意外なサプライズとして買った人の気持ちを動かしているんでしょうね!

ECの事例というよりも、クリエイティブの事例とも言えます。

一方で、楽天サイト自社ECサイトをみると、ヒトケを感じるお店になっています。

自社ECに関しては、OEMを受け付けているのですが、オンラインチャットのような最新ツールも備えているのが、さらにすごい!

自分たちが実現したい店づくりに、テクノロジーをいかしているECの好事例だと思います。

こういうサイトに出会うと、うれしくなりますね。


ECはなぜ今、実店舗を求めるのか?

顧客体験・ブランド体験に重きを置いてのチャネルシフトは同じでも、巨大なECプラットフォーマーと、それ以外の企業とでは背景や意図などが変わってくるかなと感じます(投資額などはおいておいて)。

例えば、アマゾンの一部担当者は「オンラインの素晴らしい買い物体験をオフラインで展開する」ということを語っています。
オンラインで洗練したサービスを、リアルな接点でも広げて相乗効果をうみ、さらに信頼をより強固にしていこうとしているのでしょう。
これが極端にいきすぎれば、ブランドは商品提供者、販売はアマゾンになってしまうのが懸念ではあります。

一方、特に中小のオンライン企業のチャネルシフトは、顧客の汲み取りと伝えるに重きがあると感じます。
オンラインだけでは深くいけない部分を、オフラインで補い、それを商品やサービスにいかすことを目指しているような気がします。
※単純に接点を増やすという意図もあるでしょう。

というよりも、特にスタートアップ企業は企業側としてはオンラインとオフラインの明確な区分けをしていないのかもしれません。
以前、オールユアーズの木村昌史さんもそうおっしゃっていました。

オンライン→オフライン進出は確実に増えていくものの、お店の経費は地代や人件費で重たくなっていく。
販売チャネルやコミュニケーション接点であればポップアップでも十分でしょうし、コミュニティ形成であれば場をつくるためにちょっと奥まった固定の場でもよいかもしれません。


2018年最後の登壇イベント告知

おかげさまで、60名を突破!
コメ兵の藤原さん、オールユアーズの木村さん、MIW Marketing & Consulting Group, Incの岩瀬さん、そしてモデレーター川添という、2度とないようなメンバーで「日米、これからのマーケティングのあり方」についてトークイベントをやります。

テーマ:日米、これからのマーケティングのあり方
開催日:2018年12月27日(木)
■名古屋近辺でのご参加(19:00~)
タイムテーブルやお申し込みはコチラ↓
https://note.mu/yfujihara/n/nbb2206a522c8

■ライブ配信のご参加(20:00~)
https://www.facebook.com/events/402468893625820/


※タイトル画像※
withnews「この緩衝材、ポップコーン! 高知の菓子業者が「オマケ」として梱包」より引用https://withnews.jp/article/f0181221005qq000000000000000W00o10101qq000018529A


ECエバンジェリスト/川添 隆

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