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【日刊ZOE NEWS】マーケターにはデータを読み解くための武器を、データには解釈を/LINE大使、「アカウントの統合問題」を語る

11月18日(日)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1.マーケターにはデータを読み解くための武器を、データには解釈を
2.自称LINE大使、「アカウントの統合問題」を語る
3.その他、コメントはしていないけど注目ニュース


マーケターにはデータを読み解くための武器を、データには解釈を

求人募集の記事ながら、チャネルシフトやデータに関する本質的な話がされている素晴らしい対談記事です。

まず、ニトリの田岡さんのコメントは、私自身が頭に刻んでおきたいのでご紹介します。

お客様の行動データを取得してリアルタイムにコミュニケーションすることの重要性が高まっているが、その前に顧客の購買分析をきちんとやって、インサイトと仮説を多く出した方がいいと思う。
どういう顧客がどういう頻度でどういう理由で何を買っているのか等理解した方が打ち手が豊かになる。そうしないと、表面上の行動に振り回されて打ち手がマイクロ化して複雑になるばかりで、施策の効果も相殺し合い、インパクトが見えにくくなってくる。

一回の購買率を上げる施策よりもLTV(life time value)を上げる施策の方がインパクトが大きいので、まずは顧客購買分析に基づいた骨太な施策から着手したい。
<引用>NewsPicks (株)ニトリホールディングス 田岡 敬氏コメント https://newspicks.com/news/3455657

さて、対談の中で、Speee大宮さんの最後のコメントはおっしゃる通り。

「解決法はデータに潜んでいて、データは解釈を加えなければ意味がない」という考え方がSpeeeにはあります。

例えば、位置情報は場所の意味合い(解釈)を付加することで活用しやすくなりますよね。

一方で顧客の行動データというのは複雑になっているけれども、データだけで解釈するのは難しい。
これに関しては、見る人を変えるれば解釈に深みがでることがあるし、今後は実店舗を持っているなら接客のヒアリングを意味合いとしてデータに持たせられないかなと思います。

マーケターが見てわからないことも、例えば、営業や店舗スタッフだと即座に理解できることもあるわけです。

また、行動は複雑でも顧客の心理は1つしかなかったりするわけで、行動データと動機を紐付けていけば、予測モデルも作るやすいのでは?と思います。
奥谷さんは対談では以下のように語られています。

消費者の意思決定は「AIDMA(Attention, Interest, Desire, Memory, Actionで消費行動のプロセスを説明した仮説)」や「AISAS(Attention, Interest, Search, Action, Share)」で説明されがちですが、現実のお客様の意思決定はもっと感覚的で捉えにくいものです。

データのクリーニングや、クラスタに分けるところなどは自動化されていくところは自動化が進んでいくでしょう。
一方で、データの意味合いや解釈を加えるのは、今後も人の役割かもしれません。


自称LINE大使、「アカウントの統合問題」を語る

サービス統合・通数課金に関して、変更自体を知らない企業担当者もいるようなので、自称LINE大使として活動してきた私が言わねばならんという意気込みです。

リデザイン自体を否定するつもりは全くありません。
ただし、大枠の方針が決まっているのであれば、情報は先出しして、企業の不安はぜひ取り除いてほしいなと感じているだけです。

私は基本的には事実を述べています。

LINEの強みは変わらないけれども、積極的にプッシュ配信を活用していた企業ほど値上がりになるのも事実です。

以前もご紹介したシミュレーターも活用ください。

発言の訂正としては「返信が課金されない」ということは、公開資料にか掲載されていないの、あくまでも個人的な見解です。
※これが課金になるとチャットAIなど崩壊してしまいますが。

下記の記事で、さらに詳しく解説しております。


その他、コメントはしていないけど注目ニュース


※タイトル画像※
NewsPicks「【求人掲載】すべてのマーケターに、データを読み解くための武器を」のページより引用
https://newspicks.com/news/3455657/body/


ECエバンジェリスト/川添 隆

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