【日刊ZOE NEWS】米「WWD」記者が綴る川久保玲への畏敬 / 高級ECファーフェッチ、ジャパンのオフィスに上顧客向けショッピングスペース開設
2019年7月27日(土)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
米「WWD」記者が綴る川久保玲への畏敬
表現される意匠とは裏腹に、ビジネスに対する捉え方が非常にシンプル。
知れば知るほど哲学的なものを感じるのに、本人は美化されることを拒み、あくまでの“ビジネスの手段”と言い切る。
こういったすべてがコムデギャルソン、そして川久保玲氏の魅力であり、国境を越えて惹かれる人がいるということでしょうね。
一方で、「ビジネス=お金と価値の交換」だからこそ、どんなスタートであっても、ブランド理解の濃淡があっても許されるのかもしれません。
もちろん、ファンはファンのコミュニティがあるはずですが、初心者であっても許容される。
また、チャネル展開の観点では、ブランド設立当初に、当時の小売主力チャネルであった専門店、その中のトップである“鈴屋”での展開をおさえているのを知ると、当初から“ビジネス=商売”が根底にあったんだなと感じます。
グローバルのファッションにおいて、唯一無二の存在であり続ける人物・ブランドが、日本から生まれていることを誇りに思います。
そして、はるかに手の届かない存在でありながら、多くの影響をもらっていることに改めて感謝いたします。
高級ECファーフェッチ、ジャパンのオフィスに上顧客向けショッピングスペース開設
かつてルイヴィトンで展開されていた伝説のセレクトショップ「セリュックス」のように限られた人しか入れないスペース。
セリュックスはさらに有料でしたが、ファーフェッチの場合は年間150万円以上の購買ユーザーであれば入れるとのこと。
バイイングが前提だとバリエーションの幅は狭くなりますが、ファーフェッチであればショールーム感覚で色んなモノに触れられそうですね。
これも体験の1つということでしょう。
※タイトル画像※
WWD JAPAN VOL.2093より引用
ECエバンジェリスト/川添 隆
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▼自著:「実店舗+EC」戦略、成功の法則