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メーカーにおける“サブスク”は、ブランドを伝える手段となるか

最近は色んなサブスクが登場しており、TVでも「サブスク」というフレーズを聞くことが多くなってきています。

googleトレンド

<引用:Googleトレンド

日経クロストレンドで「サブスク」関連の記事が登場するのが2018年で、そのあたりではスタートアップ企業が中心でしたが、最近は老舗企業によるサブスクも増えてきています。
※一方で、商材・サービスによっての勝ち負けも出てきているのも事実。

最近目に留まったのは、キッコーマンによるしょうゆのサブスク「BOTTLE BREW」です。

この記事に対するコメントを見ると賛否両論があるようです。ただし、右肩下がりのしょうゆ市場におけるメーカーにとっては、いくつかの意義があるんじゃないかと感じています。

料金や仕組みは・・・月3,300円(税込)で、2か月に1回、150mlBottleが2本分到着します。すなわち、150mlで3,300円ということ。これは、キッコーマンの一般流通商品の価格と比較すると、30〜70倍ほどの価格に相当します。それだけでなく、BottleBrewを申し込むには、有料の体験会の参加が必須になっています。
利用するには、価格、事前の体験会という、2つの高いハードルを乗り越える必要があります。このハードルをどう捉えますか?
※有料体験会:現時点でのサイトには1,100円(税込)と記載されています。

私が考えたのは2点です。
〇 仮にこれが月1,000円未満だと、通常商品の代替でしかなくなる(価格での価値訴求)
〇 あえて高いハードルを乗り越えてもらうことで、伝えたい情報を伝えられたり、協力をしてもらえる可能性がある(こだわり・技術を含めたブランドでの価値訴求、クラウドファンディング的な共犯者)

ビジネス観点での投資回収を考えると、ある程度時間がかかりそうですが、利用機会の創出やブランドのPRとして考えると、意味合いは変わってきますよね。特に、直販チャネルを持たないメーカーであればなおさらです。

そもそも、市場自体が右肩下がりということは、生活の中での醤油のプレゼンスが下がっているはずです。その中で、醤油の存在や発酵食品(生きている食品)であることの気づき、こだわり・技術に触れる体験、使うことの楽しみをさん認識するための価格設定なのではないでしょうか。

ちなみに、サイトを拝見したところギフト配送できなさそうです。送り先の変更とギフト対応ができると、ユーザー側は「気の利いたプレゼント」として活用でき、企業としては「確度の高いサービス認知」につながると思います。もし、担当者の方が見ていらっしゃったら、ご検討よろしくお願いします(笑)!

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