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【日刊ZOE NEWS】韓国アパレル特集の裏側/年間の楽天流通総額<「独身の日」セール取引額/モノの資産価値の見える化/H&Mが「会員制」ショップに挑戦

11月12日(月)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1.韓国アパレル特集の裏側、韓国のビジネス・マーケティング
2.アリババの「独身の日」セール取引額、楽天市場の年間流通総額を1日で超える
3.いずれやってくるのは「モノの資産価値の見える化」!?
4.H&Mが「会員制」ショップに挑戦、マーケティング4PのPlaceがいきてくる


韓国アパレル特集の裏側、韓国のビジネス・マーケティング

韓国のビジネストレンドは速い!
中国視察も行かねばと思っていますが、韓国も行かなきゃと感じております。

周りから聞く感じだと、テクノロジーの進化の速度は中国の方が世界的にみても最も速いのかもしれませんが、市場における自浄作用が働いているのは共通なのかもしれません。

逆に自国に閉じないことを前提としているのは、韓国の方でしょう。
自国の規模が小さいからです。

また、日本よりも一般生活者が「よりよいものを取り入れてみて試す」という文化があることを聞いて驚きました。

広告の情報であろうが、自分に良いと思えば試し、リアルなレビューを投稿する。
そのサイクルがあると、広告も過度な表現にはなりにくいでしょう。


アリババの「独身の日」セール取引額、楽天市場の年間流通総額を1日で超える

これ関しては、私がコメントするまでもなく、ニュースを見てください(笑)。

取引額の例えが多かったりしますが、近い額だと2017年度(2017年1~12月期)における楽天市場の国内EC流通総額が3兆3912億円。
たった1日でそれを抜いてしまう規模ということです。

日本にいると、ただただスゴイとしか言えませんが、現地で体感知を得にいくことが一番の学びになるんだと思います。
これも行かねばいけないイベントですね。

WWD角田さんの突撃レポート記事を楽しみにしています。


いずれやってくるのは「モノの資産価値の見える化」!?

ようやくStock Xの日本版のようなサービスが登場。

私も、次回リリースされるNIKEのジョーダンのレア度を事前チェックするために使っています。
SNKRSアプリの抽選でハズれてしまいますが(笑)。

個人的には役立っていますが、スニーカーだけでなく、一定価格で買取が成立しそうなモノは、資産が見える化できるようになる時代は近いのでは?と感じます。

ZOZOUSEDでは、買い替え割という施策で、ZOZOTOWNで購入された商品の“下取り価格”を明示しています。
これは“見える化”に近いですよね。

個人的には、新品購入においての転売ヤー排除や、行列を別のエネルギーに変えるような仕組みの登場を期待しています。


H&Mが「会員制」ショップに挑戦、マーケティング4PのPlaceがいきてくる

「選択→購入→使用」の顧客時間においてデジタルが全てに介在することが前提にある中で、「リアルな場での体験を変革していく取り組み」をH&Mがスタートしたことには共感します。

この取り組み自体が、H&Mのビジネスに即効性を及ぼすか?は別の話ですが、本当の危機だとチャレンジは難しいはずなので、これも一つの経営判断をしたんだと捉えています。

ファストファッション領域でも、このようなチャレンジが始まっているということを、むしろ日本のアパレルブランドは感じ取らなければいけないでしょう。


※タイトル画像:フリー素材 pixabay


ECエバンジェリスト/川添 隆

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