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【日刊ZOE NEWS】2019年春以降の通数課金対策の1つは、ユーザートリガーによるLINE配信/スタバとLINEとUber Eatsが手を組み、決済と配達を強化

11月11日(日)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1.2019年春以降の通数課金対策の1つは、ユーザートリガーによるLINE配信
2.スタバとLINEとUber Eatsが手を組み、決済と配達を強化
3.その他、コメントはしていないけど注目ニュース


2019年春以降の通数課金対策の1つは、ユーザートリガーによるLINE配信

2019年春以降のサービス統合・通数課金の対策としては、現状の無駄な「プッシュ配信数」は減らしつつ、成果がでる配信に関しては、継続したり、新たに導入することが必要になります。

この記事ではWazzUp!の導入事例を4つ紹介してあります。

ブランドや業態によって、商品特性が異なるものの、「ユーザートリガー」に基づいてLINEを配信する方がより効率的なのは間違いありません

「やるならMAもやりたい・・・」と考える企業もありそうですが、まずは自ブランドのベストシナリオを見出して、投資を大きくしていくほうがベターです。


スタバとLINEとUber Eatsが手を組み、決済と配達を強化

米国ではすでスタートしているモバイルオーダー&ペイ。

ジョンソンCEOの明言しているだけに、日本でもこの環境を作っていくということですね。

お店に来る前にオーダーをして、来店した時にはすでに飲み物ができている、という状態をつくる。店のテーブルでもオーダーができるようになる

LINEとスターバックスのモバイル決済のプラットフォームを統合は、LINEのユーザーカバーの広さと、決済手数料におけるコストメリットがあるからだと思われます。

また、Uber Eatsとの連携による宅配も発表されています。
システム開発からの順序を考えれば、この宅配の拡大が先に進んでいきそうですね。


■ 注目を集めるラッキンコーヒー(luckin coffee)

以前、NewsPicksでもコメントした中国のラッキンコーヒー(luckin coffee)が注目を集めています。

彼らはキャンペーンという側面でなく、ユーザーのアクティブ率に重きを置いているところが従来の飲食・小売りとは異なるIT企業的な発想。

しかも、常にアツアツを出してくれるサービスレベルだと聞きます。

<追記>師匠のオムニチャネルコンサルタント逸見光次郎さんのコメントをご紹介します。

五月の視察時に、主催のCDI社是枝さんのお勧めで、実際にアプリでオーダーして利用しましたが、まさにアプリファースト・顧客ファーストでした。

わかりやすいUI、出来上がり時間の案内と、受け取ると同時にクーポン。是非次回も、と一日2回以上利用してもおかしくないコーヒーという商品特性と、リピートと拡散こそが次の投資を呼び込む成長に繋がるとよく理解しているアントレプレナーだから、のサービスでした。

何より驚いたのは、時間通りに着いて受け取った同行者のコーヒーが冷めていて、伝えたら、すぐに淹れ直してくれたこと。このオペレーションが500以上の店舗で行われたら、スタバ追いつかれますね。ラッキンの方が中国人に合っていると思うからです。

テンセントをパートナーにしたのもサービス特性と一致しており(口コミと少額決済)、スタバ&アリババより強みを発揮するでしょうね。

従来の飲食・小売りは、「目の前のお客様の購入」に重きを置いてきましたが、アリババやアマゾンは、「目の前のお客様の購入前・購入後の付き合い方」まで設計されています。

それを可能にするためにテクノロジーがある。
ECが主体というわけでなく、「オフラインでのゲームチェンジを仕掛けている」ということを見落とすと、既存事業者は食われていくでしょうね。


その他、コメントはしていないけど注目ニュース

メルカリ、この四半期も25億円の赤字。海外事業が影響
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1811/08/news114.html


※タイトル画像※
SHOPAHOLIC

「今後のLINE運用は配信の出し分けが必須!通数課金対策に取り組むLINE@アカウントをご紹介!」のページより引用
https://shopaholic.jp/line20181103/


ECエバンジェリスト/川添 隆

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