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【日刊ZOE NEWS】目標1,000億円のSHOPLIST、オンライン決済サービスStripeの成長とスピード

10月17日(水)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1.世界・日本でも導入が進むオンライン決済サービスStripe
2.目標1,000億円のSHOPLISTの急成長の理由
3.予算30億円に向けたZOZOの広告展開が加速!?
4.【コメ兵】店舗で荷物の一時預かりサービスは「一石二鳥施策」
5.物を置くだけで、在庫管理と補充発注を自動化


世界・日本でも導入が進むオンライン決済サービスStripe

グローバルでは急速拡大し、日本でも展開が広がっているStripe(ストライプ)。複雑な開発ではなくソースコードで導入できたり、グローバルペイメントのPayPalと連携したり、トランザクションデータ×AIを使ってグローバル単位で不正検地をしている新興オンライン決済サービスです。9月にPOS端末も始めたというのは嬉しいですね。
今後、コンビニ後払いのような日本独自決済に対応できると、日本でもさらに広がるでしょう。

一方で、グローバルでは金融・決済の領域は流動化が進んでいますが、これまでの決済代行サービスだけでなく、決済代行とパートナーを組み、複数の現地決済を束ねる「決済アグリゲーター」の存在感が増していると聞きます。
日本ではカードブランド、回線業者、カード会社、決済代行が存在する分、現時点では手数料料率に限界がありますが、いずれ日本にも波がやってくるでしょう。


目標1,000億円のSHOPLISTの急成長の理由

現代のECを含む小売業において、「ユーザーファースト」は事業成長の前提、かつ「企業の思想や文化」まで入り込んでいる企業ほど強いでしょう。
周知の通りAmazon、ZOZOも、そして急成長するSHOPLISTも同様です。

さらに、ECやインターネットサービスでは、「スピードを持って実現できる技術力・リソース」で差がでてきます。
その点において、ブログ→ゲーム→ECという変遷を辿ったCROOZグループは、それぞれを支えてきたエンジニアリングが今の成長の基礎になっているのでしょう。

日本では優秀なエンジニアの採用と育成が、IT業界の事業成長の肝になってきています。

予算30億円に向けたZOZOの広告展開が加速!?

19年3月期で30憶円の売上予算がついているだけに、広告事業へのコミットが強くなってきましたね。

一方で、検索連動型広告はすでにスタートしています。今後改善されるとは思われるのですが、「『いわゆる検索連動型広告の管理体制』を早く構築してほしい」という声も聞こえてきています。


【コメ兵】店舗で荷物の一時預かりサービスは「一石二鳥施策」

「スペース×時間=金銭的価値」になるので、シェアリングサービスが広まってきています。小売店においても、それが広がってきているということですね。

コメ兵新宿店は、好立地かつ観光客からのニーズが高い商材です。利用によって多少の収益がある、また、観光客の入店からの買い上げにつながる可能性がある。もちろん、後者の狙いが大きいと思いますが、このサービスは二重の価値がありますよね。
さすが!藤原お師匠は鋭いです。

(追記)狙いは以下とのこと。

狙いは2回来店です。預けるときと引き取るときですね。


物を置くだけで、在庫管理と補充発注を自動化

「省力化×機会ロスの低減」としてはおもしろい仕組みですね。

小規模店舗には向いていそうですが、多品種取り扱いや面積が広い大規模店になると、導入コストやレイアウトのフォーマット(レイアウトの余白をなくす)をどう解消するかが鍵になりそうですね。

ECエバンジェリスト/川添 隆

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