
【日刊ZOE NEWS】ICCサミットの続き、クラシコム青木 耕平氏が語る「IP=知的財産権」の強さ/「学校跡」という場所はワクワク感がある<ZOE祭>
2019年4月17日(水)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
ICCサミットの続き、クラシコム青木 耕平氏が語る「IP=知的財産権」の強さ
今年のICCサミットFUKUOKA2019で、私自身の大きなお土産になったのは下記の話でした。
青木さん
— Takehiko Kawakubo|#CXDIVE 統括&銭湯マーケおじさん♨️ @PLAID (@kawatake) February 19, 2019
「コンテンツなのか、コミュニケーションなのか。ビジュアルコミュニケーションでストックできるのは関係性のみ、ビジュアルコンテンツでできるのは、IP。
IPさえあれば良い。プラットフォームに左右されないようになる。」
#icc_fukuoka2019
その続きとなるような、ツイートがされていましたのでご紹介します。
なんか紙の出版が厳しくてこれからはデジタルメディアかみたいな議論があるけれど、僕的には論点はそこじゃないかもと思ってて、メディアが扱ってきた「コンテンツ」を細分化すると「コミュニケーション」と「インフォメーション」と「IP」があって、、(続く
— 青木耕平/クラシコム (@kohei_a) April 16, 2019
承前)出版全盛の時代には「コミュニケーション」と「インフォメーション」でも稼げてたけれど、再現性や確実性が高いため制作とデリバリのコストがネットの登場で劇的に下がったことで競合が増して一気にコモディティ化したことで紙だろうがデジタルだろうが稼ぎにくくなったと。(続く
— 青木耕平/クラシコム (@kohei_a) April 16, 2019
承前)だけど「IP」をつくっていればメディアやプラットフォームが変化しても長期的には対応できるので、おそらく同じ紙中心の出版社でも漫画やラノベの軸を太く持っているところは将来を楽観してそうな気がする。(続く
— 青木耕平/クラシコム (@kohei_a) April 16, 2019
承前)一方ノウハウ等を中心に「インフォメーション」を中心に扱う例えばビジネス書を軸にした出版社は相対的に将来を悲観的に見てることが想像される。つまり紙かデジタルかという議論ではなく「コミュニケーション」と「インフォメーション」を扱ってるのか「IP」を扱ってるのかの問題かと(続く
— 青木耕平/クラシコム (@kohei_a) April 16, 2019
承前)メディアやコンテンツをつくっている僕たちは自分たちがつくっているものが「コミュニケーション」なのか「インフォメーション」なのか「IP」足りうるものなのかを改めて意識した上で何をすべきかを考える方が良さそうだ。(終わり
— 青木耕平/クラシコム (@kohei_a) April 16, 2019
その後にやり取りさせていただいたのですが、さらに下記のような言葉をいただきました。
過去に遡って楽しめるコンテンツはこの性質を持っていると思っていて、突き詰めるとフィクションの物語かロングセラーのプロダクトを作るしか無い
まさにおっしゃる通りだと感じます。
前者の「フィクションの物語」は、例えばロングセラーの漫画も童話(ディズニーによる再編も含めて)などが当てはまりますよね。
時を超えて楽しめるコンテンツであり、それは強いIP(知的財産権)だと思います。
後者の「ロングセラーのプロダクト」は、例えば私が好きなNIKEのエアジョーダンシリーズやエアマックスシリーズもあてはまるんじゃないかと。
では、どちらの方がより難易度が高いかということです。
そして、誰がこのIP(知的財産権)をつくると、よりハマりやすかったり、ビジネスとしてもうまくいきやすいのか。
最後の投稿にヒントが隠されていると思います。
小売り軸で見たときも、何度も思考する必要がありそうな内容ですが、青木さんの言葉には毎度大きなインパクトがあります。
そういった言葉をお見逃しなく!
その他、コメントはしていないけど注目ニュース
「学校跡」という場所はワクワク感がある<ZOE祭>
4月17日(水)8時30分時点の状況です。
壇者を含めない当日参加100名の目標まで【あと33名】です。
再度、IID 世田谷ものづくり学校の会場を内見してきましたが、毎度行くたびにワクワク感があります。
自分自身が小学校時代は当たり前のように行っていた学校ですが、大人になるとその時のワクワクが蘇ってくるのかもしれません。
私自身が初めてIID 世田谷ものづくり学校を訪れたのは、オールユアーズが主宰するLIFE SPEC CO-OPです。
※今年も面白いらしいのでお楽しみに
その時の印象があって、今回のZOE祭の会場にさせていただきました。
すでに小中学校のお子さんがいらっしゃる方はたまに行かれているかもしれませんが、こういった「ワクワク感のある場」に足を運ぶのも、脳のリフレッシュに良いかもしれませんし、ぜひワクワク感を持ち帰ってもらえたらと思います。
参加をご希望の方は、CAMPFIREにてお好きなリターンをご購入ください。
検討中の方は、Facebookイベントページで「興味あり」をポチっていただけると嬉しいです。
https://www.facebook.com/events/326572154670156/
登壇者プロフィールや展示・物販ブースのブランド・人の紹介は下記をご覧ください。
※タイトル画像※
クラシコムジャーナルより引用
https://kurashicom.jp/
ECエバンジェリスト/川添 隆
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▼自著:「実店舗+EC」戦略、成功の法則