【日刊ZOE NEWS】ZOZOUSED、古着の値付けをAIで ─ 「手放す」を社会に浸透させる / 「SHOPLIST」が2枚の全身写真で採寸できるAI技術bodygramを導入
2019年7月18日(木)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
ZOZOUSED、古着の値付けをAIで ─ 「手放す」を社会に浸透させる
すでに半数のアイテムをAIで値つけをしており、価格をつけたときの的中率(AIの値付けで実際に商品が売れた確率)は、AI導入前の約1.5倍というのはインパクトありますね。
値つけの対象は下記のようにデータがあるものということですが、ここを見極めていく過程に苦労があったんだろうと察します。
* ZOZOTOWNで取り扱いのある商品
* 過去にZOZOUSEDで販売したことのある商品
1次流通の実売価格の変動が激しいので、ZOZOTOWNでの実売データは、値つけの精度アップにかなり役立つでしょうね。
また、ユーザーとしてはなかなか判断しづらいものの、買取金額アップは買取のリピート率向上につながるのではないでしょうか。
買取単価が平均200〜300円アップというのは、少なく聞こえるかもしれませんが、恐らく平均的には5〜10%のアップ(特に単価が低くなりやすいレディースアパレル)のインパクトがあると思います。
今後の画像AIを使ったレコメンデーションは楽しみにしております。
「SHOPLIST」が2枚の全身写真で採寸できるAI技術を導入、適切サイズのレコメンドや「バーチャル試着体験」を実現
オンラインカスタムシャツブランドOriginal Stitchを展開するOriginal Inc.として開発してい「bodygram」のB to B提供の第1弾です。
ZOZOスーツの一件以降、サイズ取得による提案は一旦収束モードな感じではありましたが、むしろ少しずつサービスに入り込んでいたり(例:FABRIC TOKYOのポロシャツ)、よりシンプルなツールとして提供されています。
中でも、「bodygram」は撮影だけで誤差が少ないのが特徴だと捉えていますが、今後は他のサイトへの導入も進んでいきそうな予感があります。
毎度ながら、SHOPLISTは外部パートナーを使って新しい技術を取り込まれていますが、スピードが早いですね。
※タイトル画像※
Ledge .aiより引用
https://ledge.ai/zozoused/
ECエバンジェリスト/川添 隆
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▼自著:「実店舗+EC」戦略、成功の法則