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【日刊ZOE NEWS】パルコ流デジタル戦略から見る、目的達成と思わぬ出会いの関係/三陽商会がMONOCOと資本業務提携/ルミネ初のライブコマースを実施

11月17日(土)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
1.“パルコ流”デジタル戦略から見る、スムーズな目的達成と思わぬ出会いの関係
2.三陽商会がMONOCOと資本業務提携、シナジーを生むリーダーシップがとれるか
3.ルミネ初のライブコマースを実施、継続的な取り組みとなるか


“パルコ流”デジタル戦略から見る、スムーズな目的達成と思わぬ出会いの関係

パルコ林さんの記事を読んでの私の見解です。

「完全に目的がないウィンドウショッピング」をやるということは、機会としては減っていくのかもしれません。

一方で、目的と目的の間や、目的達成後に偶発的な出会いがあることはある。
それは、目的が達成され、内面的な余裕ができることで、予期せぬ出会いを感じることができるのかもしれないなと。

仮にそうだとすると、「まずは目的にすむーずかつ速やかに達成できること」が偶発的な出会いにつながるとも考えられます。

小さな残念が積み重なるとノイズになり、リアルな場が持つ魅力というのは見えにくくなるのかもしれません。
リアルとデジタルがつなげることで、このノイズは少なくし、リアルな場が持つ魅力を最大限に引き出していきたいですね。

下記でもパルコ林さんの取り組みを取り上げております。


三陽商会がMONOCOと資本業務提携、シナジーを生むリーダーシップがとれるか

MONOCOは立ち上げ後、一時的に危機的な時期があり、メンバーを一新して再生をしてきた経緯があります。
だからこそ、今の運営体制や伝えるチカラは強いと思っています。

ABEJAとの業務提携や、ルビー・グループのM&Aなど、デジタル関連の整備は進んでいるようですが、社内のリーダーシップの話は聞こえてきません。
※知らないだけかもしれませんが

旧来の商流がわかり人望に厚い人物と、テクノロジーに詳しい人物の二人三脚でチームをつくり、ECというよりも、店舗やMDの成果につなげる取り組みが進んでいくことを期待します。


ルミネ初のライブコマースを実施、継続的な取り組みとなるか

ライブコマースにおいては、演者の選定が最も重要と聞きます。

意図があって、今回は著名人を使っているのかもしれませんが、ライブコマースはインタラクティブなコミュニケーション、しかも閲覧者との距離感を詰められるか?がポイント。

すなわち、モデルや著名人であっても、機能しない場合もあるということで、伊藤久右衛門ではプロよりもスタッフの方が販売につながったようです。

継続する上では今後の演者選定に変化があるのかを見ていきたいです。

いずれにしろ、ディベロッパーとして先進的な販売手法の工夫をすることは素晴らしいです。
ぜひ、継続的に行ってもらいたいです。


※タイトル画像※
ビジネス+IT「林直孝氏に聞く“パルコ流”デジタル戦略、「思わぬ出会い」はどう生み出す?」のページより引用
https://www.sbbit.jp/article/bitsp2/35562


ECエバンジェリスト/川添 隆

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