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【日刊ZOE NEWS】Pinterestがさらに進化、ユニクロのRFIDの狙い

10月18日(木)の日刊ZOE NEWSで取り上げるのは、下記のニュースです。
・Pinterestがさらに進化!価格や在庫状況が表示可能に
・ユニクロの全商品RFID貼付の狙い
・TOKYO BASE決算書、MD目線で解説


Pinterestがさらに進化!価格や在庫状況が表示可能に

何気に徐々にPinterestは、日本内でも進化しています。
日本に登場して以降、一瞬盛り上がったものの、日本ユーザーの要望に対応できず、その後は約2年前まで、サービスのローカライズが整っていなかったそうです。しかし、ここに来て再度強化すべく、1年半ほど前からマーケティングを再開。

今回の機能は、ECや小売りにおいては嬉しい機能ですよね。
国内でも、クリエイティブのアイデアストック、イメージコラージュに使われていると聞きます。
確かに、Instagramは基本的に画像投稿が必要なのでイメージコラージュを作るにも投稿作業が必要。
一方で、PinterstはURLが存在すれば、イメージ収集ができるので、「ブランドの世界観」の幅や量で伝えるには最適です。

また、あらゆる外部リンクに遷移させられるので、Pinterest内の「高精度な画像レコメンド」をいかし、Instagramのフォロワーを増やすというような使われ方は、海外のアカウントではやられているらしいです。


ユニクロの全商品RFID貼付の狙い

ビームスの活用事例においても同様ですが、物流や店頭の棚卸し業務の効率化(コストダウン)に対して即効性がありそうです。特にユニクロの実店舗、ECでの取り扱い量を考えれば、これは絶大なインパクトでしょう。
ビームスのRFID導入意図やその他のオムニチャネルの取り組みは下記でも書いています。

ここでご意見番、コメ兵藤原さんのNewsPicksコメントをご紹介。

経済産業省がコンビニに期待しているようだが、「誰が負担するの問題」があるのでおそらく流通はまだまだ先になりそう。それよりSPA型の企業はシステムが自前で好きなように構築できる為、相当生産性高いバリューチェーンが作れるのではないか?と考えます。RFIDはユニクロの枚数になると既製タグではなくメーカーと一緒に開発になるだろうから、その自由度もあって敵なし?になりつつあるのではないか。僕はタグの価格下げるのは、量産よりも物流のコストだと思ってます。安く作ったところで送らなくちゃいけないのでそのコストはどうしても下げることができない。というより今後上がっちゃうだろうから下がらないのでは?とも思ってます。なので一社で好きなようにメーカー直で仕入れた方がコストは下がるのではないか?と思っています。 技術の話をするとまだまだタグの反応は重なってるとダメ(以前よりは大分良い)だったりというまさかの部分や大きさがまだ大きいことも改良の余地もあるのでこれからですね。※引用 NewsPicks  https://newspicks.com/news/3391522

要は、自社の商流にカスタマイズして物流やオペレーションコストを下げやすくするために、RFIDの既成タグではなく、メーカーと作ったほうがよいのでは?というお話です。
私自身は、RFIDに詳しいわけではないですが、情報収集してみたいと思います。


TOKYO BASE決算書、MD目線で解説

TOKYO BASEの決算書に関して、アパレルMDのプロフェッショナル マサ佐藤さんが書かれています。こちらは改めてじっくり読みますが、私の紹介が入っていました!ありがとうございます。
マサさんに早くお会いしてみたいです。


ECエバンジェリスト/川添 隆

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