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【内容チラ見せ】“DnX”を回避して新たな成功体験を得るには?<藤原 義昭氏✕田中 順一氏✕川添 隆>

ECビジネスを起点に商売の本質を伝え、全国のEC担当者を応援するEコマース先生(旧Eコマースエバンジェリスト)の川添 隆(Twitter等の一覧)です。

小売業にとって必須となったDX。必須であるがゆえに多くの幻想にとらわれ、デジタル化はしたもののトランスフォーメーションはできていない「DnX(デジタル・ノット・トランスフォーメーション)」に陥っている企業は少なくないですよね。

ユナイテッドアローズ 藤原 義昭さん、アダストリア田中 順一さんと、陥りがちな“DXあるある”という失敗の回避策や、成功体験を得るための考え方や方法についてディスカッションいたします。

今回は事前収録だったため、既に収録は完了しています。この記事ではディスカッションの前提・アジェンダ、実際のセッションでお話しいただいた「DX推進者へのアドバイス」のチラ見せを記載しております。


ディスカッションアジェンダ(このnote限定情報)

▼DnXの背景

DnX(Digital not transformation)とは、デジタル化はしたがトランスフォーメーションはできていない状態のことを指します。日本のDX界隈ではトレンドキーワードになりつつあるようです。

これには「DXはデジタル化を進めれば実現できるでしょう」という勘違いがあるからではないでしょうか?

一方で、最近は「デジタイゼーション/デジタライゼーション/DX」を分けて考えるようにする流れも出てきています(またカタカナワードが増えていますが…)。それぞれ下記のように言われております。

・デジタイゼーションは単一業務のデジタル化すること(例:ハンコのデジタル化など)
・デジタライゼーションはデジタルを使って部門単位の事業を変えていくこと
・DXはデジタルを使って会社全体の事業やビジネスモデルを変革していくこと

この辺りの順番についても、セッションではお話ししております。


▼ アパレル業界の背景

私(川添)自身、アドバイザーとして現在もアパレル業界に関わっています。その経験も含めて、「日本のアパレル業界にはDXしにくい理由が多いのでは?」と捉えています。

✓ ブランドごとに事業運営が分かれている
✓ 取引先が多く、それぞれにルールがある
✓ 自社でコントロールできない販売チャネルが大半
✓ 業界標準のマスタ規格がない
✓ 約8週間での商品入れ替え
etc.

もちろん、あらゆる小売業では同様のハードルがあるはずです。DX推進においては、こういった1つ1つを乗り越えていく必要があります。


▼ アジェンダ

1~3.DXで陥る“あるある”をネタにして未然に防げるアイデアを共有したい(藤原さん、田中さん、川添それぞれの「これあるよね~」を切り口に回避策を話す)

・藤原 義昭さんネタ - プロセス問題 -
・田中 順一さんネタ - 意識問題 -
・川添 隆 ネタ – 方法論 -

ちなみに、「失敗は防がない方が良い(むしろ防げない)」と聞いたことがあります。失敗は再現性が高く、むしろそれを乗り越えることで、企業も個人も強くなるからです。失敗から学び、リカバリーの対処の速くするのが、失敗学だと思っております。


4.新たな成功体験を作っていくには?

「新たな成功体験」を考える上で、アメリカを中心としたグローバルの動きについて、お二人の見方をお聞きしました。

やはり「新たな成功体験」とはそう簡単ではありません。経営者、マネジメント層、現場の担当者それぞれでどんな歩みが必要か?ということも含めてディスカッションしております。


5.DX推進者へのアドバイス

DXに必要なのは2つの“F”です。

・フィードバック(Feedback)
・ファミコン(Family Computer)

藤原さん・田中さんどちらが言われたのか?この意味は何なのか?の答え合わせは、ぜひ本編で確認してみてください。


登壇者

■ ゲスト

藤原 義昭(Twitter:@yfujihara
株式会社ユナイテッドアローズ 執行役員CDO

1999年、コメ兵入社。ジュエリー部門の鑑定査定業務、商品仕入を担当。2000年にECサイトの立ち上げに携わり、10年にはWEB事業部の新設立部長に就任。14年システム全般を統括するIT事業部に業務範囲を拡大後、16年に全社のマーケティングを統括する執行役員。17年11月には本物だけが買えるブランド品特化型CtoCプラットフォーム「KANTE」を立ち上げた。21年4月からユナイテッドアローズ執行役員/DX推進センター担当本部長CDO。


田中 順一
株式会社アダストリア 執行役員

アダストリア執行役員マーケティング本部長。カタログ通販、インターネット広告代理店を経て、2011年にアダストリア入社。同社が運営するECサイト「[.st](ドットエスティ)」は、2014年11月にグローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファームなど18ブランドを販売するWEBストアとして統合、リニューアルオープン。EC、データ、デジタル戦略などを統括する。


■ モデレーター

川添 隆氏(Twitter:@tkzoe
Eコマース先生

1982年生まれ、佐賀県唐津市出身。全国のEコマース担当者を応援し、Eコマースビジネスの可能性を伝えるEコマース業界の先生。企業再生を2社経験し、独自のメソッドと実践を通じてEコマース売上2倍以上に携わったのは6社。併せて企業に向けたビジネスやコミュニケーションのデジタル実装サポートに従事。


FULL KAITEN CONFERENCE 2021とは

イベント概要

FULL KAITEN CONFERENCE 2021
New Retail Way
過去の成功体験を打ち破れ!
~小売は「利益第一経営」時代へ~

・開催日時:2021年11月9日(火)13:00~18:00(計5セッション)
・参加対象:小売業関係者
・参加費:無料
・視聴方法:Zoomでのオンライン配信
※Wi-Fi環境など高速通信が可能な電波の良い所でのご視聴をお勧めいたします
・主催:フルカイテン株式会社
・協賛:繊研新聞社

▼イベント情報

セッション概要

【タイトル】
“DnX”を回避して新たな成功体験を得るには?

【日時】
11月9日(火)14:00 - 14:55
※他時間帯のセッションも面白そうです


【配信】
Zoomでのオンライン配信(事前登録必須)
https://full-kaiten.com/conference2021

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Eコマース先生 川添 隆(Twitter:@tkzoe

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▼自著:「実店舗+EC」戦略、成功の法則

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