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関係者にオーナーシップを持ってもらうのは、自分がやるより遥かに難しい!【2016年10月公開分】

「自分自身のオーナーシップを持つハードルよりも、関係者(他人)にオーナーシップを持ってもらう方がハードルが高い!」そう思ったことはありませんが?

こちらは旧ブログからの再編集を加えたお引越し記事です。
※オリジナル公開日:2016年10月25日

オーナーシップを持つことの重要性と難しさ

自分がオーナーシップを持つことは、自らの責任感や行動力を発揮するうえで非常に重要です。ただし、取引先やチームメンバー・同僚などの仕事の関係者に対して同じようにオーナーシップを持ってもらうのは非常に難しい課題です。当たり前のことですが、ここで諦めてしまったら、素晴らしいプロジェクトを成功させたり、強力なチームを作り上げることは不可能です。

特に、オムニチャネル推進のような複雑で多岐にわたるプロジェクトでは、誰かがオーナーシップを持たなければ、実現や成果が生まれる体制には向かうことができません。だからこそ、諦めずに自分の行動や言動でその姿勢を示し続けることが重要です。小さな成功体験を積み重ねて、少しずつでも他のメンバーにオーナーシップを持ってもらうことが、現時点で私にできる唯一の方法だと思っています。

オーナーシップを育てるための3つの要素

オーナーシップを持つために必要な要素を3つ挙げるとすれば、以下の通りでしょうか。

熱意・執念
目標に向かって突き進む強い意志と情熱は、オーナーシップの根幹です。途中で諦めず、逆境にも立ち向かう気持ちがなければ、オーナーシップを持つことはできません。

自信(過信ではない)
自分の判断や行動に対する適度な自信がなければ、責任を持って物事を進めることはできません。しかし、過信せず、適切なフィードバックを受け入れながら進むことが大切です。

一歩踏み出す勇気
最初の一歩を踏み出す勇気がなければ、何も始まりません。恐れや不安に負けず、一歩を踏み出すことで、新たな道が開けていくのです。

もちろん、他にも必要な要素は多々ありますが、これらは最低限必要だと考えています。

中には「責任を持つのは辛いだけだ」とか、「損をするだけだ」と考える人もいますが、そういう人に無理強いする必要はないと考えています。それこそ、山を登ろうとしない人に、山頂の景色を見せることは難しいでしょう。

しかし、まずは低い山からでもいいので、頂からの景色を見てもらうような経験を得てもらう、すなわち自らの考えて行動することによる達成感や成功体験を少しずつ得てもらうことが大事です。その積み重ねがオーナーシップをはぐくむ一歩になると思っています。

他にも良い手法があると思いますが、経験をされた方はぜひ教えていただきたいです。


川添 隆( @tkzoe
▼自著:「実店舗+EC」戦略、成功の法則

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